需要が低迷しているためで、山東省済寧市で建機の生産子会社と部品子会社を統合する。江蘇省常州市でも生産子会社と鋳造品を生産する子会社を統合する。
両省の生産子会社は再編を見据え、22年までに合弁を解消していた。生産能力が1万台規模に縮小しても、現地市場向けでは能力の半分強が余剰となる見通しで、東南アジアなどへの輸出を増やす。
中国は2020年に新型コロナウイルス禍後に建機需要が急回復したが、反動減や不動産市場の減速で需要が落ち込んでいる。23年3月期は油圧ショベルの需要(現地メーカーを除く)が前期比4〜5割減になると見込む。需要低迷が長引くと判断した。
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