老朽化した擁壁を取り換える首都高速道路会社による更新事業に合わせて実施する。C1の丸の内エリアで進めている「新京橋連結路」の開通に合わせた2035年度の開放を目指す。
区の23年度予算案に詳細な設計などにかかる費用として約1億7000万円を計上する。計画は秋ごろに公表する見込みで、歩行空間は中央区が管轄する。区は蓋をする「覆蓋化」で必要となる設備費用などを負担する方向で調整している。
中央区は19年度にC1の築地川区間を歩行空間とする「築地川アメニティ整備構想」を公表。22年度は事業の検討費用として300万円を計上していた。
中央区では道路を巡る整備が加速している。日本橋川の上を走る高架道路を地下化する事業や銀座を囲む東京高速道路(KK線)の遊歩道化などが計画されている。C1の歩行空間では銀座エリアと築地エリアの回遊性向上が期待されている。
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