新型コロナウイルス感染拡大前の19年度に比べれば減ったが、10年前と比べると6割増と高止まりの状態だ。彩ホームプランニングの豊田氏は「リフォーム事業者は大小様々で玉石混交。個人も自衛策を身につける必要がある」と解説する。
豊田氏が勧めるのは工事前や工事中の写真撮影を事業者に依頼することだ。「床や壁を剥がした裏側など工事完了後には見られない部分について、1~2枚ではなく、角度を変えて10~20枚は撮影してもらう」。画像という証拠を残しておくのは事業者に適切な工事を促す効果があるそうだ。万が一、不具合が生じても原因を特定しやすくなる。
(住宅問題エディター 堀大介)
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