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日産と積水ハウス、集合住宅でEV体験 利便性訴え販促

日産自動車積水ハウスは3月、充電設備付きの集合住宅と日産の電気自動車(EV)をセットで貸し出してEVを使う日常生活を消費者に体験してもらう取り組みを始める。日産によるとアパートなどの集合住宅には充電設備がないことが多く、EV購入を控える原因となっているという。充電環境が整った集合住宅の利便性とEVの魅力の両方を訴えそれぞれの購入を後押しする。

日産と積水ハウスで「+eプロジェクト」と呼ぶ取り組みを始める。3月4日から、横浜市にある積水ハウスが建設した集合住宅に参加者に1泊2日で居住してもらい、日産のEV「リーフ」を移動などに使いながら日常生活の体験ができるようにする。参加者はエネルギー使用量の少なさを売り物にする積水ハウスの「シャーメゾンZEH」ブランドの住宅に泊まる。集合住宅でもEVの利便性が高いことを訴える。

集合住宅でのEV充電設備の導入方法などをまとめた特設サイトも公開しサービス業者などを紹介する。