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株投資とアパート経営で老後にそなえ 七転び八起き

■2004年~ 

結婚して子どもが産まれるに際し、ライフプランを作った。将来どんな生活がしたいかを改めて数字に落とし込むと、これまで通りサラリーマン生活を続けているだけでは資金が足りないことに気づいた。貯蓄するだけでなく、投資して増やそうと考え、まずは勤務先の持ち株会と、優待目的でオリエンタルランド株を買った。配当や優待をもらえることで投資の楽しみを知った。

■10年~ 

一時期、外国為替証拠金(FX)取引にはまった。外国の業者を通して何十倍もレバレッジをかけて売買することもあった。月に十数万円稼げるときもあり、仕事の合間に取引もして、今思うと少し調子に乗っていたと思う。ある時ドル円が大きく変動して1日で100万円以上の損失を出し、過度なレバレッジにはもう手を出すまいと誓った。

■12年~ 

以前から興味があったアパート投資を始めた。立地やデザインにこだわって物件を選び、10年間うまく運営できている。ローンを返しながらではあるが、それを上回る家賃収入が毎月あることは大きい。この頃会社で確定拠出年金が始まり、積み立ても始めるようになった。

■19年~ 

数年放っておいた確定拠出年金が大幅に増えていることで、複利運用のパワーを実感した。積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)を始めることにし、ポートフォリオを組み直した。OLC株と自社株を持ち続けているので、分散と成長の両方を取るために、積み立ては世界株ファンドを選んだ。

積み立てなどで老後資金を見据えてはいるが、下の子が大学を卒業するまでのあと10年は出費がかさむ。家賃収入に加え、米高配当株ファンドやソーシャルレンディングなど、毎月のインカムゲインも増やせるように努めている。目先の目標は毎月の不労所得を30万円程度にすること。60歳を前にリタイアすることも視野に入れている。