· 

FinTech3.5 全回いっき見 NIKKEI LIVE

金融とITを融合するフィンテックは、既存の金融機関がIT活用を進める「1.0」から、APIやブロックチェーンがサービスをつなげ金融サービスを革新する「3.0」へと進化しています。関口慶太フィンテックエディターが、その少し先の未来を解説するシリーズライブ「FinTech3.5」。2022年に配信した全回を振り返ります。

第1回 NFTが生む価値と市場 基礎編(DAY1=3月9日)

第2回 NFTが生む価値と市場 展開編 (DAY2=3月10日)

2021年、個人の間でバズワードになった「NFT」が22年に入り、企業の間でバズワードになってきました。ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使うことで、デジタルコンテンツをコピーできない唯一無二のものであると証明するNFT(非代替性トークン)はアートや音楽、スポーツ、ゲームでの活用だけでなく、インターネット上の仮想空間「メタバース」で実質お金のような役割を与えられようとしています。年間取引高が2兆円に達した一方、法律面の整備が追いついておらず、実際のビジネスをするには課題も多いようです。NFTとは何なのかを振り返りつつ、NFTビジネスの可能性と発展性について専門家のお三方と議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第3回 DeFiは金融秩序を変えるのか(4月27日)

分散型金融と訳される「DeFi」サービスが世界で勃興しています。銀行のような中央集権的な管理者を置かずにプログラムがサービスを自動執行するサービスです。エンジニアが国境や規制にとらわれずに使いやすいサービスを生み出しやすくなり、利用者にとっては低いコストで、所得や資産に関係なくサービスを受けられる利点があります。サービス分野も暗号資産(仮想通貨)のレンディングから保険やデリバティブ(金融派生商品)に広がってきています。一方で、数百億円規模でのハッキングが頻発するなど金融サービスとしては成熟していません。そこには広がるのは自己責任の世界です。DeFiは将来、金融秩序にどんな影響を与えるのかについて専門家のお二方と議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第4回 Web3.0のカギ握るDAO ブロックチェーンで描く世界(5月24日)

分散型自律組織と訳される「DAO(ダオ)」。明確な定義は定まっていませんが、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使って参加者同士が運営や開発方針を民主的に議論しながら運営する組織という解釈が一般的です。典型的なDAOがビットコインですが、ブロックチェーン技術の進化にDAOを目指す組織が次々に出てきています。規制当局もその存在を捕捉しきれていません。意思決定の民主化とは何を指すのか。株式会社に取って代わる部分はあるのか。専門家のお二方と議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第5回 解剖Web3 新ビジネスの可能性を探る(6月23日)

第6回 解剖Web3 日本の戦略をひもとく(7月11日)

Web3(ウェブスリー)は次世代インターネットとも言われます。土台にある技術はブロックチェーン(分散型台帳)ですが、その先に広がるのは「クリプト・トークンエコノミー」という経済圏です。これまで取り上げてきたDAO(分散型自律組織)やDeFi(分散型金融)などはその一部になります。Web3はなぜ世界の潮流になっているのか、経済社会にどういう影響を与えるのか、そして日本が抱える課題とは。Web3戦略の立案・提案に携わってきた専門家お二人と議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第7回 暗号資産バブルは崩壊したのか(8月10日)

2021年に7万ドル弱の最高値をつけたビットコイン価格は年前半に急落、現在は3分の1程度の水準で推移しています。今回は米政策金利の引き上げに伴うリスク資産からのマネー逃避が主因ですが、頭をよぎるのは17年の個人バブル崩壊の後のビットコイン相場の年単位の低迷です。相場低迷はいつまで続くのか、反転のきっかけは。暗号資産(仮想通貨)市場に精通しているお二人の専門家と議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第8回 ゲーム+金融 GameFiが生み出す経済圏(9月15日)

ゲームで得た報酬を現実のお金に換えることができるGameFi(ゲーミファイ)と呼ばれるブロックチェーンゲームが人気を集めています。遊んで稼ぐPlay to Earn(P2E)とはどんな世界観なのか。一般の人でも簡単に触れることができるのか。ゲームの作り手とゲーマー双方をお招きして議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第9回 デジタル証券で資金調達、STOの可能性と課題(10月27日)

ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使ってセキュリティー・トークンを発行するSTO市場が日本でも立ち上がってきました。現状は不動産の価値を裏付けに発行するケースが多いのですが、今後はワインや二酸化炭素(CO2)などを裏付けにした金融商品も出てきそうです。市場の成長見通しはどの程度あるのか。売買市場がなぜ必要なのか。STO最前線で活躍する専門家お二人をお招きして議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第10回 広がるFTXショック ステーブルコインは大丈夫か(11月24日)

今回のフィンテック3.5は安定した値動きをする暗号資産(仮想通貨)であるステーブルコインに焦点をあててみました。仮想通貨交換業大手FTXトレーディングの経営破綻をきっかけに、ステーブルコインの時価総額もしぼんでいます。そもそもステーブルコインとは何に使われているのでしょうか。そして、FTX騒動は市場にどういう影響を与えたのでしょうか。ステーブルコインを巡る国内外の規制に詳しい2人の専門家をお招きして議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

第11回 脱ニッポン Web3起業家がシンガポールを目指すわけ(12月26日)

2022年を締めくくる「フィンテック3.5」は「YOUはなにしにシンガポールへ」と題して次世代インターネットといわれるweb3(ウェブスリー)起業家がなぜ海外脱出しているのかに迫りました。23年度の与党税制改正大綱では暗号資産(仮想通貨)を保有しているだけで課税される世界でもおかしな法人税体系に見直しのメスが入りましたが、会計ルールなどその他の課題も多く残っています。ウェブ3は23年に向けてどうなっていくのか。シンガポールで実際に起業した3人と徹底議論しました。(フィンテックエディター 関口慶太)

視聴はこちら 脱ニッポン Web3起業家がシンガポールを目指すわけ

「FinTech3.5」は2023年も金融の未来に迫ります。次回は1月中に開催予定です。日程が決まりましたら、NIKKEI LIVEでお知らせします。ご期待ください。

https://www.nikkei.com/live