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三井不、アジア最大級の宇宙ビジネス展示会 30団体出展

企業の宇宙ビジネスへの参入機運は高まっており、展示会にはスタートアップや宇宙航空研究開発機構(JAXA)、地方自治体など30団体が出展。期間中の関連イベントは2021年の2倍を見込む。企業などの交流や成長を促し、日本橋の活性化にもつなげていく。

日本橋での宇宙関連イベントや展示会開催は21年に続き2回目で、展示会の実施期間は14日まで。11日に月面着陸船の打ち上げに成功した、宇宙スタートアップのispace(アイスペース、東京・中央)や東京海上日動火災保険、福岡県などが出展した。企業同士で交流を深めつつ、商談や新たな事業展開に生かしてもらう。

今年予定する関連のイベント数は12と昨年の2倍に増えた。宇宙業界への就職応援のほか、三井不や駐日英国大使館などが中心となり、国内企業と海外企業のビジネスマッチングイベントを開催する。

宇宙飛行士の山崎直子氏は12日のオープニングセレモニーで「宇宙分野の裾野はどんどん広がっている。地球上の課題解決で宇宙を生かし、業界で一段とイノベーションが加速していくことを期待している」と述べた。三井不の植田俊取締役専務執行役員は「産官学の関係者がリアルの場に集まり、新たな人間関係の構築や活発な交流を期待する」と話した。

三井不はヘルスケアに続く新たな産業として宇宙分野に力を入れる。日本橋に18年、「X-NIHONBASHI(クロス・ニホンバシ)」を開設し、20年12月には新たな宇宙ビジネス拠点を設けた。21年にはJAXAとも連携し、企業に事業機会を提供するなど宇宙ビジネス市場の拡大を目指している。