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ペッパー、条件変更の新株予約権 53億円の調達見込む

ペッパーフードサービスは8日、新株予約権を投資ファンドに割り当てて53億円を調達すると発表した。2020年8月発行の新株予約権の一部が株価下落で行使するのが難しくなり、想定した資金を調達できなかったため。20年発行分を買い取り消却したうえで条件を変更した新株予約権を新たに発行し、前回と同じファンドに割り当てる。

調達した資金は設備投資や借入金返済などにあてる。割当先は投資事業有限責任組合インフレクションⅡ号など。第13回と第14回の2種類の新株予約権を発行する。第13回の行使価格は各修正日の前取引日の普通株終値の90%で、下限行使価格は100円。第14回の行使価格は8日終値と同じ200円。行使期間は第13回が22年12月26日~24年12月26日、第14回が23年12月26日~27年12月26日。

20年8月には第11回、第12回の2種類の新株予約権を発行した。下限行使価格は第11回が208円、第12回が312円で、第12回の一部が行使されずに残った。合計で96億円の調達を見込んだうち、実際に調達できたのは45億円にとどまった。

22年1~9月期単独決算は、売上高が前年同期比20%減の109億円、最終損益が14億円の赤字(前年同期は1億9700万円の赤字)だった。夜間の客足低迷や円安を受け、業績が悪化した。