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分譲マンション賃料、東京23区が6カ月ぶり上昇 10月

築年数の浅い物件が増えたため。ただ前年同月の水準は下回った。

首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比11円(0.3%)安い3291円。2022年1月以来9カ月ぶりに3300円を下回った。23区の築浅物件などが押し上げたことで、東京都は3723円と11円(0.3%)上昇した。ただ、賃料水準が高い東京都のシェアは相対的に小さくなったうえ、神奈川県が4円(0.2%)安い2459円、千葉県は6円(0.3%)安い1818円と下落。このため首都圏全体の下げにつながった。

東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「商戦期である秋の割には(東京の)勢いは弱い。景気の先行き不透明感も強まっており、東京の賃料が上昇トレンドに転じることはしばらくは考えにくい」と指摘する。

近畿圏は2095円と前月比12円(0.6%)下がった。大阪府は12円(0.5%)安い2333円。中部圏は平均築年数が1年ほど進んだ影響から、40円(2.1%)安の1861円となった。