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目黒雅叙園、中国政府ファンドが売却へ カナダ系で調整

カナダを本拠とする大手投資ファンド、ブルックフィールドが優先交渉権を得ており、購入額は1900億円規模となる見通し。円安や低金利を追い風に、海外投資家による国内不動産の購入が活発化している。

目黒雅叙園はホテルや結婚式場、オフィスなどで構成する複合施設だ。バブル崩壊後、所有者が度々変わっており、CICは米不動産ファンドのラサール・インベストメント・マネージメントと共同で2015年に森トラストから購入した。当時の購入額は1400億円強だった。

CIC側は9月に売却入札を開き、複数の候補者からブルックフィールドに優先交渉権を与えた。交渉次第でCICが売却を取りやめる可能性も残る。

ブルックフィールドは不動産やインフラ分野に強みを持ち、東芝の再編に向けた入札に参加していることで知られる。目黒雅叙園は同社の国内不動産投資では最大規模になる見通しだ。