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東京都区部物価3.4%上昇 10月、40年ぶり伸び

消費税の影響を除くと1982年6月以来、40年4カ月ぶりの大幅な伸びとなった。資源高や円安の影響で、エネルギーや食料など生活に欠かせない品目を中心に値上がりが続く。

上昇率は生鮮食品を含む総合で3.5%に達した。生鮮食品とエネルギーを除くと2.2%だった。

品目別にみると食料は6.1%で、物価全体を1.55ポイント押し上げた。メーカーの値上げが相次ぐ食用油は37.9%、調理食品は6.6%、外食は5.6%だった。サケ(27.6%)はロシアのウクライナ侵攻による輸送ルートの変更でコストがかさんでいる。全体に原料高を円安が増幅している構図もある。

エネルギー関連は24.2%で、全体を1.20ポイント押し上げた。電気代は26.9%、都市ガス代は29.3%上がった。ガソリンは価格抑制の補助金の効果もあって2.0%と、前月の5.8%から縮小した。

前月にマイナス14.4%だった携帯電話通信料は1.8%のプラスに転じた。前年の値下げの影響がなくなった。

全国の消費者物価指数は東京都区部よりエネルギーの比重が大きく、上昇率は9月に既に3.0%に達している。10月はインフレが一段と加速する公算が大きい。