木造建築は建設工程などで排出される二酸化炭素(CO2)の量を抑えられるため、脱炭素化の観点から4~5階という中層階の木造ビルの需要が見込まれているという。
同社によると、中層階の木造ビルのモデルハウスは国内初という。川崎住宅公園(川崎区)内に一般住宅で使用する木材を使い、一般的な木造軸組工法で建設する。都市部での建築を想定し、店舗や事務所、賃貸、オーナー住居など様々な用途を想定した間取りにする。建物の耐震性の要となる「耐力壁」の構造を見えやすいように工夫する。
木造ビルの全建築工程のCO2排出量は非木造建築物の半分以下という。すでにモデルハウスで耐震実験を実施し、耐震性能に問題はないとしている。
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