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中古マンション4777万円 9月首都圏、17カ月連続上昇

東京カンテイ(東京・品川)が24日まとめた9月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の中古マンション平均希望売り出し価格(70平方メートル換算)は、前月に比べ19万円(0.4%)高い4777万円だった。17カ月連続で値上がりした。

東京都は32万円(0.5%)高い6380万円だった。東京23区は42万円(0.6%)高い6926万円で、27カ月連続の上昇となった。高橋雅之主任研究員は「秋の引っ越しシーズンを迎え、手始めに強気の価格を提示する売り手が多かった」と指摘する。

正味の在庫数を指す流通戸数は、23区は1万3460戸と1年前から23%増え、新型コロナウイルス禍前の水準にまで積み上がっている。直近3カ月間で値下げした住戸の割合を指す価格改定シェアは41.9%と3カ月連続で4割を超えた。ただ高橋氏は「大幅に値下げする動きは広がっておらず、売り出し価格は高値圏で推移するのではないか」とみる。

東京外では神奈川県が3581万円と前月比26万円(0.7%)、千葉県が2638万円と4万円(0.2%)上昇した。埼玉県は2937万円で横ばいだった。近畿圏は前月比30万円(1.1%)高い2878万円と8カ月連続で上昇した。中部圏は2232万円と7万円(0.3%)上がった。