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分譲マンション賃料、2年7カ月ぶり低水準 東京23区、9月

3800円割れは2年7カ月ぶり。幅広い品目の物価が上昇するなか、消費者が賃料の高い物件を敬遠する動きが目立つ。東京都は3712円と10円(0.3%)安。3カ月連続で下落し、直近1年間で最も低い水準となった。

ただ首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)は前月比2円(0.1%)高い3302円と2カ月ぶりに上昇。築古物件の減少で平均築年数が若返ったこともあり、神奈川県が39円(1.6%)高い2463円と2カ月ぶりに上昇した。

東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「インフレ局面で人々の財布のひもが固くなり、東京都心の家賃の高い物件などに引っ越す動きが減っている」と指摘する。東京離れの動きに伴って、神奈川などの東京近郊のマンション需要は相対的に底堅く推移する見込みだという。

近畿圏は2107円と前月比14円(0.7%)上がった。大阪府は4円(0.2%)高い2345円。平均築年数が2年ほど若返った影響で3カ月ぶりに上昇した。中部圏は2円(0.1%)安い1901円だった。