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円安対応「あらゆる措置を排除せず」 政府・日銀会合

神田真人財務官は足元の円相場の動向は投機的な動きを背景に「明らかに過度な変動だ」とけん制した。政府として「このような動きが継続すれば、あらゆる措置を排除せず必要な対応を取る準備がある」と強調した。

3者会合後、記者団の質問に答えた。政府・日銀として「高い緊張感を持って注視していく必要があると確認した」と説明した。為替介入が念頭にあるかとの質問に「文字通りあらゆる選択肢を検討の対象としている」と語った。「米国を含めて緊密に連携を取っており、しっかりと意思疎通できている」と主張した。

財務省で開いた3者会合には神田氏のほか、金融庁の中島淳一長官、日銀の内田真一理事らが出席した。3者会合は今年6月10日以来、およそ3カ月ぶりに開いた。前回の会合では相場の動向を「一層の緊張感を持って注視する」といった見解をまとめた共同声明をまとめたが、今回は声明の発表は見送った。

8日の東京外国為替市場では円相場が一時1ドル=144円台半ばまで下落し、およそ24年ぶりの円安・ドル高水準となっていた。