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仮想通貨急落で塩漬け、反転に望み 七転び八起き

今回はソイラテさん(35)。金融機関勤務。ランニングしながらオーディオブックで「サピエンス全史」などを聞く。

 

■2011年~

新卒で金融関係の企業に就職し、2年目から投資を始めた。せっかくリスクをとるのに普通の値動きでは物足りないと感じ、レバレッジ型の投資信託などを中心に買い始めた。個別株では値動きの軽い銘柄を売買したが、あまり利益を出せたという記憶がない。印象に残っているのはライフネット生命保険。長らく株価が低迷している間に買ったものの結局損切りしてしまい、その後値が上がりくやしい思いをした。個別株の売買でうまく利益を出している個人投資家の話をよく見聞きするが、自分はあまり売買のタイミングがうまくない方だと思っている。

■15年~

「チャイナ・ショック」の影響を受けた相場の急落で資産が半減した。これまでは損をすることはあってもそこまで深刻に捉えていなかったが、このときばかりは正直に言って落ち込んだ。ただ、その後の資産の値動きをみると価格が戻ったものも多く、下がったときに狼狽(ろうばい)売りに走るのは一番よくないということを体験として学んだように思う。

この頃から実物資産にも興味を持ち、不動産投資を始めた。アパートを1棟買いで購入し、現在は都内に2棟、地方に1棟を保有する。安定した家賃収入が入ってきている。

■21年~

年後半から保有している暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム価格が急落し、現在まで塩漬けになってしまっている。暗号資産の取引は税制上では雑所得とされるため、損益通算ができないことも売買をためらう要因になった。足元のイーサリアムの価格は15万円前後だが、さらに3分の1の5万円くらいまでは下がることも覚悟している。これまで暗号資産の価格は、4年周期で迎えるビットコインの半減期を節目に上昇に転じる傾向が出ているので、次の半減期となる2024年以降に価格が戻ってくれることを期待している。