「留学生30万人」目標の拡大検討 岸田首相が指示

留学生を年間30万人受け入れるとする政府目標の拡大を検討するよう指示した。留学生が大学卒業後に日本で活躍しやすいようにする環境整備や教育の国際化に向けた計画のとりまとめも求めた。

留学生は2019年度に過去最多の31万人ほどに達したものの、新型コロナウイルスの影響で21年度は24万人程度に減った。政府は27年をめどに受け入れ数を30万人超に回復させる目標を掲げている。