東京都の武蔵野市(2位)や府中市(3位)など、トップ5のうち4つを都内の市や区が占めた。
調査によると、千代田区は「医療・介護」と「自治体の運営」などが高評価。自治体の発信力や、公共交通機関・文化施設などの都市機能も評価された。武蔵野市は「街の活力」分野がトップで、住民の意識の高さや子ども・若者の多さなどが目立った。府中市は生活インフラや子育て環境の評価が高かった。
担当者によると、都内自治体の評価が高い傾向について「実際に街の機能が整っている」と分析している。その他の首都圏の自治体では、10位に茨城県守谷市、12位に千葉県浦安市、21位に神奈川県藤沢市などが入った。
調査は全国のビジネスパーソン(有職者)2万人を対象とし、5~6月にかけてウェブで実施。現在の居住地と直近の居住地について「安全・安心」「医療・介護」「街の活力」など8つの分野39項目について評価を尋ね、回答者が20人以上となる357市区のデータをランキングにした。

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