東急、「トレインチ自由が丘」刷新 ラウンジなど整備

テナントを入れ替え、新たに仕事や勉強、読書などに使えるスペースを設ける。東急はグループで職住近接の街づくりに取り組んでおり、飲食やショッピングに加え、多様な過ごし方が楽しめる施設づくりを目指す。

雑貨店などが入っていた2階部分に、小田急電鉄子会社のUDS(東京・渋谷)が手掛けるラウンジやオフィス、レンタルスタジオを併設したスペースが入る。月額制の個室ブースなどに加え、一時利用もできるフリーアドレス制のラウンジ(約120席)を用意し、仕事で使う人以外に学生やシニアを含む幅広い世代の利用を見込む。

飲食店などが入る1階部分でも一部のテナントを入れ替える。屋外では閉館した別の商業施設で撤去した植栽を移植して再利用するなどの工夫を施すという。

トレインチ自由が丘は2階建て延べ床面積約1000平方メートルで、2006年に大井町線自由が丘駅近くの車庫跡地に開業。リニューアルは17年以来5年ぶりとなる。