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三井不動産、英名門校を千葉に誘致 周辺施設の利用増狙う

三井不動産は千葉県内に開校を予定するインターナショナルスクールの学校設置計画が承認されたと発表した。英国の名門パブリックスクールを千葉大学柏の葉キャンパス内に設置する。同校は2023年8月下旬の開校に向け、9月から生徒募集を始める予定。三井不動産は名門校の誘致を通じて周辺の住宅やオフィスビルなどの利用者増につなげたい考え。

開校を予定する「ラグビースクールジャパン(仮称)」は、英名門パブリックスクール「ザ・ナイン」の一つ、ラグビー校の日本拠点。ラグビー校はラグビー発祥の地として知られる。

日本校の設立準備財団のほか、三井不動産や千葉大学、学校マネジメントを手がけるCEAMS(シームス、東京・港)などが共同で開校準備を進めてきた。

首都圏にザ・ナインが開校するのは初めてだという。ラグビー校の海外進出としては17年のタイ校に続いて2例目。日本における小学6年生~高校3年生にあたる生徒を受け入れる。

初年度は約160人を募集する予定。三井不動産は国際規格のラグビー場や木造建築の食堂といった付帯施設の整備や、関係者間の調整などを担う。

同社は柏の葉キャンパス駅を中心とした街づくりを手掛け、「ららぽーと」など商業施設やマンション、オフィスビルの建設・運営などに携わってきた。インターナショナルスクールの誘致で地域の教育インフラを強化し、よりグローバルな人材や外資系企業が集まることを見込んでいる。