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米住宅着工9.6%減 7月、1年5カ月ぶり低水準

2021年2月(143万戸)以来、1年5カ月ぶりの低水準となった。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(152万戸程度)も下回った。住宅ローン金利の上昇で消費者の住宅購入意欲が減退したほか、建設コストの増加も重荷になった。

最も大きな割合を占める一戸建ての着工件数は91万6000戸となり、前月比10.1%減少した。100万戸を割り込むのは20年6月以来となる。変動の激しい5世帯以上の集合住宅も51万4000戸で同10%減少した。先行指数である許可件数は167万4000戸で前月比1.3%減り、住宅市場が一段と冷え込む可能性を示唆した。

住宅市場の冷え込みは金利上昇によるところが大きい。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が11日公表した米国の住宅ローン金利は30年固定型が週平均5.22%だった。上昇は一服したものの、年初の3%台に比べてなお高い水準にある。消費者が住宅購入をためらう一因となった。