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中古住宅価格最高、14%高 米都市圏の4~6月期

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN120460S2A810C2000000

 

全米不動産業者協会(NAR)が11日発表した2022年4~6月期の都市圏一戸建て中古住宅の販売価格(中央値)は前年同期より14.2%上がって41万3500ドル(約5500万円)となり、比較可能な1989年以降で最高額となった。この調査で40万ドルの大台を超えたのは初めて。

米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げによる住宅ローン金利上昇が響き、6月の米中古住宅販売戸数は年率換算で512万戸と前年同月より14.2%減った。だが、都市圏の比較的高額の物件は「需要が堅調なのに対して供給が限られているため価格が高止まりしている」(不動産業界関係者)とされる。

調査で対象となった185都市圏のうち東部ニュージャージー州トレントン地区を除く184都市圏が上がり、全体の8割に当たる148が2桁の上昇率となった。4つの地域別全てで上昇し、うち南部が18.2%、西部が12.7%、北東部が10.1%、中西部が9.7%それぞれ上がった。

上昇率が最大だったのは南部アーカンソー州フェイエットビルなどの地区で、31.9%上がって35万ドル。最高額は西部カリフォルニア州のIT(情報技術)産業の集積地にあるサンノゼなどの地区の190万ドルで、11.8%上がった。