スノーピーク、大東建託と賃貸住宅開発

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0565D0V00C22A8000000

 

アウトドアを通じて住民同士のコミュニケーションを活性化し、防災意識の向上にもつなげる。まずは地域で協業するパートナーを募集し、全国展開を検討する。

賃貸住宅「nonoka(野の家)シェアフィールド」の開発を進める。住民同士のコミュニケーションを醸成する「たき火ラウンジ」やゲストハウス、防災グッズやアウトドアグッズを販売するショップの設置なども予定する。住民向けにアウトドアを通じた防災訓練の実施も計画する。

両社は7月、「賃貸」と「野遊び」、「防災」をテーマに地方創生などに取り組む「野遊び賃貸プロジェクト」を発足させた。まずは地域の防災や地域創生に取り組むパートナーを募集する。賃貸住宅の建設を検討したり、施設の運営に取り組んだりする個人や法人、自治体を想定する。スノーピークのウェブサイトなどから問い合わせを受け付ける。

第1弾となるシェアフィールドは2022年中に開発地を決め、23年の完成を目指す。27年には全国展開を計画している。