三井不、4~6月純利益過去最高 海外で物件売却伸び

三井不動産が4日発表した2022年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比54%増の529億円だった。同期間として過去最高を更新した。海外で投資家向けの物件売却が伸びたほか、国内では商業施設「ららぽーと」や主力のオフィスビルの賃貸収入が増えた。政策保有株の売却益も寄与した。

売上高は29%増の5767億円、営業利益は2.2倍の771億円だった。いずれも同期間の過去最高を更新した。国内の新築分譲マンションは計上戸数が増え、貸駐車場「三井のリパーク」の稼働率も上がった。