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地方の不動産に投資、地道な調査で利回り14~15% 七転び八起き

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFZ28DAK0Y2A620C2000000

 

■2004年~

収入源を本業だけに頼るのはリスクと感じ、資産運用のため株式投資を始める。ネット証券の先駆けだった松井証券で口座を開設。信用取引はせず、最低投資金額の小さい小型株に投資した。直感で買うことが多く、思うように利益の出ない時期が続く。投資や経済、歴史関連の書籍を大量に読み、マクロ分析の大切さに気づく。

■11年~ 

東日本大震災を契機に防災需要が高まると見て、消波ブロック大手の不動テトラの株式を購入。値上がりしたところで売却した。原子力発電所の「安全神話」が崩壊し、風力など再生可能エネルギーが重要になるとみて日本風力開発(15年に上場廃止)にも投資。株価は数倍になった。マクロの視点から将来の需要が高まる分野を予測し、ミクロの銘柄選びに生かす手法を身につけた。30万円だった投資資金は1年程度で10倍に増えた。

■13年~ 

景気に左右されない安定収入を得るため不動産投資を猛勉強。金融教育機関のファイナンシャルアカデミーの不動産関連講座にも通い、物件選びのノウハウを学ぶ。地道な調査を重ね、15年に地方の中古戸建てを450万円で現金一括購入した。戸建てに着目したのは、ファミリー向けに貸し出せば転居の可能性が低く、長期的に賃料収入が得られると見たためだ。16年に入居者が見つかり今にいたるまで安定した収入がある。不動産管理会社の手数料などを除いた実質利回りは14~15%と高水準。投資回収は間近で、今後も収入源として期待している。

■22年~ 

「勉強」の一環として投資対象を広げている。金、プラチナ(白金)の積み立て投資を始め、商品市況にもアンテナを張るようになった。アクティブ型の投資信託も購入。特にファンドマネジャーの顔の見える独立系運用会社が好みだ。レオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」、さわかみ投信の「さわかみファンド」などを保有し、セミナーにも顔を出して運用哲学を学んでいる。