https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC283JW0Y2A720C2000000
実際の住居を仮想空間上に再現した「デジタルツイン」と呼ばれる技術をオンライン接客やマンションギャラリーなどの販売に取り入れる。まず都内で販売予定のマンションブランド「ブランズ」の4物件を対象に、2022年度内に物件見学や内覧サービスの一部として提供する。
アクセンチュアのCG(コンピューターグラフィックス)技術を活用する。顧客はパソコンなどを使って部屋からの景観のほか、内装のデザインや壁・床の質感などをデジタル仮想空間上で細かく確認できる。リアルの内覧では確認が難しい時間帯に応じた採光の変化などもシミュレーションで比較が可能だ。
現実と同じものをデジタル空間上に再現する「デジタルツイン」は販売や設計、生産などで幅広く活用が進む。新型コロナウイルスの感染拡大で、オンライン接客などマンションの販売手法は多様化が進んでおり、不動産会社でもデジタルツールの活用が広がりそうだ。

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