旧横浜市庁舎跡地で複合施設着工

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62542990S2A710C2L83000

 

延べ床面積は12万8500平方メートルで、新たなにぎわいを生み出す拠点とする。2025年12月に竣工し、26年春開業の予定だ。

建築家の村野藤吾氏が設計した行政棟は外観を生かしつつ、星野リゾートによる都市型観光ホテル「OMO(おも)」(約280室予定)や商業施設に改装する。議会棟はオフィスや大学、新産業の支援拠点などが入る33階建ての高層ビルに建て替える。

高層ビルには、ディー・エヌ・エーが3フロア約6800平方メートルを教育とエンターテインメントを組み合わせた「エデュテインメント施設」とするほか、大型スクリーンや音響設備を備えた約3000平方メートルの常設型のライブビューイングアリーナを開設する。

旧市庁舎は1959年に完成し、老朽化などで市は20年6月に新庁舎に移転。三井不動産などを選定し旧市庁舎跡地の再開発を目指していたが、東京五輪延期の影響で計画に遅れが出ていた。