https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62360100W2A700C2ENI000
日経500種平均株価の採用企業を対象に市場予想の平均(QUICKコンセンサス)の純利益について前年同期比の伸び率の高い企業をランキングしたところ、上位は新型コロナウイルス禍や供給制約の回復が期待される業種が目立った。
首位は東急不動産ホールディングス。前年同期はコロナ関連で特別損失を計上し利益水準が押し下げられていた反動がでる。市場予想では72億円の純利益を見込んでおり19年4~6月期を上回る水準だ。まん延防止等重点措置の解除で旅客数が戻っている鉄道ではJR九州の収益が大きく改善する見込みだ。
製造業では三菱自動車やSUBARUが上位に入った。半導体不足で自動車各社は生産台数が伸び悩むが、利幅の良い車種への生産シフトや販売奨励金の減少などが利益を押し上げる。4位の住友ファーマは前年同期に米国で前立腺がん治療薬など大型薬候補の発売で販管費が膨らみ利益水準が低かった。

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