アイコムズ、民事再生法を申請

負債額は約35億円。新型コロナウイルスの感染拡大で内装工事の延期や中止が相次いだことなどにより、経営状態が悪化していた。

アイコムズは2010年11月に設立。内装工事のほか不動産賃貸業なども手掛け、20年3月期の売上高は19億円だった。コロナ禍で受注が減り、21年3月期の売上高は14億円に減少。福祉事業を手掛けるグループ会社のウェルビス悠愛が2月に民事再生法の適用を申請したこともあり、信用低下を招いていた。アイコムズの事業は6月30日付で新会社のICOMS(福岡市)に承継した。