最新機種「iPhone 13」の最も安価な設定の場合、値上げ率は19%になった。日米の金利差の拡大を背景とする急激な円安が、日本人になじみ深い耐久消費財の価格にも影響し始めた。
日本での値上げは7月1日付とみられる。アップルの日本のウェブサイトによると従来は税込みで9万8800円からだったiPhone 13は11万7800円からとなり1万9000円高くなった。2022年発売の普及価格帯の機種「iPhone SE」は5000円値上げして6万2800円からとなった。
今回の価格改定は6月に価格を見直したパソコン「Mac」シリーズを除く幅広いアップル製品に及んだ。タブレット端末「iPad」の価格は25%高い4万9800円からとなったほか、腕時計型端末「Apple Watch」も各機種をそれぞれ値上げした。
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