https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1476S0U2A610C2000000
新型コロナウイルスの影響で働き方や住まいのニーズが多様化するなか、20~30代の独身者を中心に新たな需要を掘り起こす。
職住一体型の賃貸マンションシリーズ「ザ・パークハビオ ソーホー」の第1弾となる。東京メトロ大手町駅から徒歩約7分の立地で、13階建て。部屋数は全49戸だ。
1階に約60平方メートルのコワーキングスペースを設けた。個室タイプのブースも備え、入居者は24時間無料で利用できる。柔軟な働き方が広がるなか、入居者に「通勤時間ゼロ」の利点を提案する。コワーキングスペースを使って法人登記もできるようにした。
部屋やコワーキングスペースの天井には木材も使った。広さは25~50平方メートルで、募集中の部屋の賃料は月額13万円台後半から29万円弱としている。
三菱地所レジデンスの森山健一常務執行役員によると「賃料は近隣相場より高いが反応は上々だ」という。代々木公園、祐天寺といったエリアでも同じタイプのマンションを造る予定。3年間で5棟ほどの建設を見込む。

コメントをお書きください