https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB101610Q2A610C2000000
投資対象の分類別にパフォーマンス(分配金再投資ベース)を見ると、15分類のうち11分類がマイナスリターンだった。また、内外の「REIT(不動産投資信託)型」で明暗が分かれた。最も下落率が大きくなったのは「海外REIT型」のマイナス5.96%だった。11年半ぶりに利上げしたオーストラリアをはじめ、米国や英国での利上げに伴う金利上昇が海外REIT相場の重荷となった。
一方、「国内REIT型」は1.68%のプラスだった。外国人観光客の受け入れ再開など、国内経済への回復期待から、ホテル系を中心に投資家資金が流入したことが寄与した。
最も好調だったのは、エネルギーなど国際商品価格上昇の恩恵を受けた「コモディティー型」で2.11%のプラスだった。

コメントをお書きください