2019年に自分の山を買い「山主」になったお笑い芸人・バイきんぐの西村瑞樹氏は、通いやすい山を買い、地元の不動産店によく相談するよう助言する。
――群馬県の山を約100万円で購入しました。
「買ってよかった。静かすぎてまき割りで木を割ったときの音が鳴り響く。そういうのがいい。テニスコート5面分、約1500平方メートルにあるものは全部僕のもの。倒木をノコギリで切り出してまきにするなど楽しんでいる。ワイルドなキャンプがしたかったので満足している」
――固定資産税はどのくらいかかりますか。
「年間で固定資産税が380円。完全プライベートでキャンプをするために買ったのでライフラインが必要ないからだ。電気やガス、水道も通っておらず、建物も建てていないので土地の評価額がものすごく低く固定資産税も抑えられている」
――どう管理していますか。思ったより大変だったことは。
「一度も手入れしていないが、地形や土地のおかげか草木がボーボーにはならず手のかからない山だ。大変なのは距離。都内から3時間弱だが意外としんどい。自分の山なので土日でも3連休でも繁忙期はない。ただ行くまでの高速道路は混み合う。4連休で片道6時間かかったこともある」
――今後、さらに山を買いたいですか。
「山もほしいし、島もほしい。毎回同じ場所だと飽きる。今後買うなら都内から1時間半くらいの山。神奈川県の丹沢や千葉県の木更津あたりがいい」
――山を買うのはおすすめですか。
「10対0でおすすめだ。地元の不動産屋さんがサポートしてくれ、わからないことを教えてくれる。まず親身に相談に乗ってくれる不動産屋さんを見つけることだ」
コメントをお書きください