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サンワカンパニー、奥行き12センチの手洗い器 玄関に

これまで最小だった手洗い器からさらに奥行きを5センチ縮めた。感染症対策のため玄関に設置する需要が高まっているほか、トイレ内にも設置できると見込む。発売から1年間で約850台の販売を目指す。

発売した手洗い器は「テハチ」。サンワカンパニーとして最小サイズとなった。奥行きに加えて横幅も35センチメートルと、従来製品より10センチ短くした。ハンドソープやタオルを置く空間を確保。新型コロナウイルスの感染拡大で定期的な手洗いを求める消費者が増えており、ミニサイズの手洗い器で対応する。ホワイトとブラック、シルバーの3種類を用意した。価格は2万9800円。

住宅や店舗、公共スペースでの設置需要を見込む。一般的なトイレの大きさである0.5坪(約1.7平方メートル)の室内でも「動線を邪魔することなくコンパクトに設置できる」(サンワカンパニー)としている。発売1年後からは月100台の販売を目指す。