https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC267KS0W2A520C2000000
NTT都市開発を傘下に置くNTTアーバンソリューションズなどは26日、新型コロナウイルスが収束した後の働き方を見据えた実験的なオフィスを東京・秋葉原に開設した。
実験オフィスの名称は「未来のオフィス 4×SCENE」で、秋葉原駅前の複合ビル「秋葉原UDX」内に設けた。広さは約1000平方メートル。
オフィス内には歩きながら仕事ができるデスクのほか、終了時刻になると会議室の照明が自動で変わるシステムを導入した。
オフィス内には瞑想(めいそう)室や飲み物などを運ぶロボットも導入し、仕事に集中しやすい環境を整える。オフィスの利用データを分析し、新たな機能の開発にもつなげる。
NTTアーバンソリューションズはNTTグループが運営するビルに導入していくほか、入居企業の専有部に一部システムを入れることも検討する。渡辺氏は「一人ひとりの好みに合わせた働き方を提案していきたい」と話す。

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