ツイッター上で述べた。ツイッターの偽アカウントなどの実態を把握する必要があると説明している。
SNS(交流サイト)サービスの企業価値は偽のアカウントなどが多いと目減りしかねない。マスク氏は「(大量の情報をばらまく)スパムや偽のアカウントが利用者の5%未満だという計算の詳細がわかるまで取引を一時、保留する」と記した。その後に「引き続き買収には取り組む」とも書き込んだ。
ツイッターは5月上旬に開示した資料で偽アカウントなどについて「広告を閲覧した1日当たりの利用者数の5%未満であると推定している」と記載した。ただ、「実際の数は推定値よりも多くなる可能性がある」ともしている。
マスク氏の保留表明を受け、13日の米株式市場でツイッター株は一時10%下落した。
マスク氏は4月にツイッターを総額440億ドル(約5兆7000億円)で買収することで同社と合意していた。同氏のツイッター株取得を巡っては米証券取引委員会(SEC)が調査に乗り出したことが明らかになっている。SECは株式の大量保有報告が期限よりも遅れたことなどを問題視しているとみられる。
コメントをお書きください