https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60582000Z00C22A5CK8000/
だが、充実の度合いは自治体間の差が大きく、地域格差を埋める制度づくりを検討する段階に来ている。
安楽いすに心地よいクッション、落書き自由なホワイトボード……。4月に開設された神奈川県大和市立引地台中学校の分教室「WING(ウイング)」は生徒がリラックスして学べる空間だ。
授業時間数の削減や弾力的な教育課程の編成ができる「不登校特例校」の認定を文部科学省から受けた。始業は午前9時だがオンライン参加でもよい。「教養科」という生徒が自分の興味関心を起点に学びを広げる独自科目も設置する。同県内では初の特例校で定員は30人。1~3年生の計13人が入学した。
特例校は現在全国に21校ある。2017年2月に完全施行された教育機会確保法で整備が国や自治体の努力義務とされ、徐々に増えている。

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