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大和ハウス、アバターで住宅見学 若年層に照準

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF206Q80Q2A420C2000000

 

同社の担当者が質問に答え、要望に応じて3D空間内の壁紙や家具のデザインを変更する。特に若年層にとっては住宅展示場への来場はハードルが高いとみて、気軽に見学できるオンライン環境を整える。

 

同社の担当者が質問に答え、要望に応じて3D空間内の壁紙や家具のデザインを変更する。特に若年層にとっては住宅展示場への来場はハードルが高いとみて、気軽に見学できるオンライン環境を整える。

「メタバース住宅展示場」への来場予約を28日に開始した。利用は無料。スマートフォンやパソコン、仮想現実(VR)デバイスを使い、最大6人が利用できる。アバターにはパソコンなどのインカメラで撮影する自分の映像を表示でき、担当者や他の来場者との会話も可能だ。

大和ハウスは全国各地に住宅展示場を設けているが、新型コロナウイルスの感染拡大で来場者数が減少していた。オンラインで住宅の情報を収集するなど「コロナで動きが変わってきた」(同社)とみる。IT(情報技術)ツールに親しんだ若年層をひき付ける狙いもある。