販売件数は、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(77万戸程度)を下回った。販売価格(中央値)は43万6700ドル(約5600万円)で前年同月比21.4%値上がりした。資材・人件費の高騰と物件不足で強い価格上昇が続いた。
新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務のしやすい郊外の戸建て住宅への需要が急増し、住宅市場は力強い拡大が続いていた。しかし米連邦準備理事会(FRB)が3月にインフレ抑制のため政策金利の引き上げに踏み切ると長期金利が上昇。それに伴い住宅ローン金利も上昇し始めた。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると1月上旬に3.22%(週平均)だった30年固定金利は4月15~21日の週に5.11%へ上昇し、約12年ぶりの高さとなった。

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