https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB121C80S2A410C2000000
米大手のブラックストーンは野村ホールディングスと組み、600万円程度から購入できる公募投資信託を販売し始めた。低金利下の新たな資金の振り向け先として注目を集めそうだ。
4月に販売を始めたのが「ブラックストーン米国不動産インカム投信 米ドル建て」だ。ブラックストーンが米国で運用する非上場の不動産投資信託(REIT)の「BREIT」を主な投資対象とする。投信はドル建てで、最低投資額は5万ドル(約630万円)。購入や解約は月1回、野村証券で受け付ける。米国の非上場REITが対象の公募投信は日本初という。
最低投資額を抑えたとはいえ、数百万円と一般的な投信よりも高く、どの程度浸透するかは不透明だ。ブラックストーンは現在世界で60を超える投資戦略を持つ。藤田氏は「少しでも多くの戦略を日本に紹介し、海外と平等な投資機会を提供したい」と意気込む。
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