大和ハウス、社員のエコカー切り替えに手当支給

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF312BV0R30C22A3000000

 

電気自動車(EV)を購入する場合は30万~40万円、維持手当として月4万円を補助する。同社では社用車以外に、自家用車での営業活動などが認められている。2026年度までに社員の自動車のうち1割弱にあたる約620台を環境負荷の低い車両に切り替え、二酸化炭素(CO2)排出量を20年度比6%削減する計画だ。

「新エコ手当」という制度を導入する。購入時に補助するのはEVと燃料電池車(FCV)が対象で、同社グループ会社との契約などの条件を満たせば40万円、それ以外は30万円を支給。維持費用としてEVとFCVは月4万円、プラグインハイブリッド車(PHV)には月3万5000円を補助する。支給期間は27年3月末まで。

同社の事業を通じて排出する温暖化ガス(GHG)のうち、20年度は部門別で車両が9.8%を占めた。社用車も段階的にエコカーへの切り替えを進めていく。