https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59474340Y2A320C2TEB000
今後5年で国内外の約40社に100億円程度を投資する方針だ。従来の企業出資は不動産関連など既存事業の強化が中心だった。今後は新興企業と成長事業を生み出し、将来の収益貢献につなげていく。
新たなファンドはベンチャーキャピタルのプライムパートナーズ(東京・港)と共同運営する。投資領域として、サイバーセキュリティーやモビリティ、バイオテックなど12の注目領域を設定した。
新ファンドを始めるのは従来の事業領域を超えてビジネスモデルを革新する狙いがある。三菱地所はここ5年、約30社に出資してきたが、不動産テックなど既存事業との相乗効果があるベンチャー企業が多かった。不動産関連の企業連携は引き続き模索するものの、2030年以降の事業成長や業容拡大を見据えた先行投資に力を注ぐ。
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