· 

三越伊勢丹、収益管理を顧客層別に 販促費を適正化

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80394540S2A220C2TB2000

 

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は百貨店での販売促進費用などの使い方を見直す。年間購買額に応じた催事を開くほか、優良顧客向けの専門バイヤーも新たに置く。売り場に決まった人数の販売員を配置し多くの顧客にほぼ等しく接する主力モデルを改め、費用対効果を改善。事業環境の不透明感が残る百貨店の立て直しを急ぐ。

同社は約30万人の外商顧客を抱え、コロナ禍前の19年3月期の売上高は1200億円とグループ全体の1割を占める。購買額が多いにもかかわらず商品提案などが乏しく、競合に商機を取られたことがあったとみられる。

顧客別PLを使えば購買額が多い顧客にはそれに見合う販促費をかけ、顧客満足度を高められるとみる。「買った人が報われる」(細谷敏幸社長)仕組みとし、優良顧客を囲い込む。