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鉄道18社、資産売却益3倍 4~12月1200億円 成長資金を確保、西武は31事業所を売却

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80076050Q2A210C2DTE000

 

前年同期は18社すべてが最終赤字だったが、21年4~12月期は5社にとどまった。オミクロン型の感染拡大など影響が長期化するなか、業績の下支えと成長投資の資金確保につなげている。

 

同日発表した西武ホールディングスの最終損益は88億円の赤字(前年同期は481億円の赤字)だった。22年3月期の最終損益は90億円の黒字(前期は723億円の赤字)に転換する。従来予想を230億円上方修正した。ミライト・ホールディングスに売却する西武建設(埼玉県所沢市)について売却益約380億円を計上する。

さらに資産圧縮を進める。21年5月に公表し、売却先の選定を進めていたホテルについて10日、シンガポール政府系投資ファンドのGICと基本協定書を締結したと発表した。

「海外でのホテル投資経験もあり、日本国内でもホテルを保有するGICが最適なパートナー」(後藤高志社長)として選び、「苗場プリンスホテル」(新潟県湯沢町)、「サンシャインシティプリンスホテル」(東京・豊島)やスキー場など31カ所を売却する。プリンスホテルが国内で所有する76事業所の約4割で、売却後も運営を受託する。