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「割安」不動産に外資が照準 低金利日本、利回り安定 西武HDのホテル取得へ

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79945290X00C22A2EE9000

 

米欧系を中心とする大手ファンドは地元の不動産市場が過熱気味なため、アジア太平洋地域への資金配分を増やしている。こうした流れの中、アジア有数の市場規模で、不動産投資に関する法整備も進んでいる日本に関心が向かっている。

日本の不動産に注目が集まるもう一つの理由が、調達金利の低さだ。ファンドが不動産を買う際、投資効率を高めるために購入額の5~7割を金融機関からの借入金でまかなう。年間賃料収入を物件取得価格で割った投資利回りと借入金利との利回り差が大きいほど、ファンドにとって魅力的な市場といえる。

リーマン危機直前の08年前半にも、ドイツのファンドが日本への投資を拡大するなど投資家の顔ぶれが多様化した。日本市場への相次ぐ外資系ファンドの参入は世界の不動産市場の過熱の裏返しでもある。一見好調な市場が思いがけず悪化するリスクは高まっている。