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外貨預金、リスク抑える 積み立て・為替予約を活用

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79423880R20C22A1PPM000/

 

外貨預金とは米ドルなど外国の通貨で預金をすること。通常はそのときの為替レートで日本円を外国の通貨と交換し、預けている間はその通貨で利息がつく。米ドルやユーロといった主要通貨は多くの銀行で扱っている。

「利益」となるのは為替差益と利息だ。1ドル=100円でドルを購入し、相場が1ドル=110円になったときにドルを円に戻せば、1ドルにつき10円の為替差益が得られる(手数料など除く)。仮に円安により物価が上がっても、外貨を持っていれば、為替差益である程度を相殺できる。為替相場が一定でも日本円より高い金利の通貨を持っていれば、円で持っていたより資産を増やせる。

為替差益を大きくするには円高の局面で買い、円安のときに売ればよい。だが、相場の予想はプロでも難しい。初心者などが投資に踏み切れない一因ともいわれる。

そうしたハードルを下げるのが積み立ての外貨預金だ。円預金から定期的に一定額を外貨に替えるもので、扱う銀行は多い。「毎月1万円分ずつ米ドルを購入する」といった形で申し込む。

毎月定額で購入する投資手法はドルコスト平均法と呼ばれる。円高のときは外貨を多く購入し、円安の時は外貨をより少なく購入するため平均購入価格が安定する。一度に投資をするとその時の相場次第で「高値づかみ」となり、大きな損失を出す可能性があるが、ドルコスト平均法なら大きな損が出にくくなる。銀行によっては毎月500円からと手軽に始められるのも魅力だ。