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オカムラ、オフィス家具の在庫改革 逆風下の最高益支え 加藤彰介

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC127F00S2A110C2000000

 

オカムラでコロナ下、爆発的に注文が増えた商品がある。電話ボックス型の個室オフィス「テレキューブ」だ。集中して作業できる新たなワークスタイルの提案で、2018年に商品化したが、「密」を避けて仕事ができるとして需要が急増。駅や商業施設など想定外のスペースに導入が広がり、21年3月期の個室ブースの売上高は前の期の4倍、22年3月期は足元で前期の2倍のペースで推移している。

 

「出社するとオフィスはガラガラ。(12年の)社長就任以来、初めての赤字を覚悟した」。オカムラの中村雅行社長はコロナ禍が始まった20年春を振り返る。ところが、21年3月期の連結純利益は過去最高、22年3月期はさらに前期比3%増の123億円と2期連続の最高益を見込む。新しい働き方をとらえたテレキューブ、在宅勤務の広がりで個人向けオフィス家具を機動的に投入、コロナ禍をチャンスに変えた。