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サイバーエージェント、映像制作に参入 映画会社買収 ネットフリックスなどに供給 自社配信と両輪に

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79124990R10C22A1TB2000/

 

国内の映画会社バベルレーベル(東京・新宿)にこのほど出資し、子会社とした。

 

出資金額は10億円未満とみられる。

 

バベルレーベルは映画「新聞記者」の藤井道人監督らが所属する映像制作会社。同作品のドラマ版が今月からネットフリックス独占で放送されるほか、民放のテレビドラマやテレビCM制作などを手掛ける。現在は14人のクリエーターが所属する。

 

バベルの制作した映画や映像コンテンツは当面、ネトフリやアマゾン・プライム・ビデオなど外部の配信サービスへ提供する。

 

中長期ではABEMAでの配信も視野に入れるという。サイバー幹部は「ABEMAと同規模の事業に育てられれば」と期待を込める。

 

藤田晋社長は「コンテンツの調達も難しくなった」と現状を説明する。

自前の制作機能を持つことでコンテンツの囲い込み競争に後れをとらない体制を構築する狙いもある。

外部への供給を目指し制作能力を強化することは、魅力的な独自番組をABEMAに提供できるようになるとも見込む。

今後、サイバーは取引相手ともなるネトフリなど海外動画配信大手とどう距離感を保つかがカギとなる。

藤田社長は「直接競合しないようにしてきた」とするが、ネトフリなど大手のサービスが月額1000円前後で並び、競争は激しさを増している。