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メタバース、何ができるの? 仮想空間での生活に没入 親子スクール・ニュースイチから

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD1758M0X11C21A2000000

 

イチ子 仮想空間に没入して買い物をしたり、ライブを楽しんだりできるのよ。会議や不動産取引など、ビジネスでも活用を期待されているよね。

 

からすけ メタバースで買い物をしてみたんだよね?

イチ子 セレクトショップ「BEAMS」のバーチャル店舗に行ってみた。自分のアバターがお店に入ると、アバターのスタッフが迎えてくれたよ。このアバターは実際の店舗のスタッフが操作しているの。リアル店舗で扱っているファッションを着て接客してくれたよ。

からすけ アバターが買い物するって、どんな感じなのかな。

イチ子 CG(コンピューターグラフィックス)で再現された商品を手に取り、色々な角度から見ることができるの。気に入ったらオンラインショップの画面へ行き、商品を購入する。オンラインショップで買い物する前に、実際の店舗で商品を見ることがあるよね。メタバースで買い物をすれば、「下見」は必要ないわけ。

バーチャル店舗は、離れたところにいる友達と一緒に買い物することもできる。都合の良い日時を決めてお店に行って、アバターでおしゃべりしながら、商品を見て回ると、自分のうちにいるのに、まるでお店にいるような感覚で買い物を楽しめるよ。

からすけ ほかにはどんなことができるの?

イチ子 例えば音楽ライブ。大勢の観客一人ひとりがアバターでライブに参加するの。拍手したり、ジャンプしたりと、思い思いにライブを楽しめる。ほかの参加者と同じ空間にいるような一体感が味わえるよ。

メタバースは街もつくりだすのよ。よく知られているのが「バーチャル渋谷」。スクランブル交差点などがリアルに再現されていて、たくさんの人がアバターになって街歩きできる。ハロウィーンのイベントなども開かれ、仮想空間で渋谷の街を楽しめるんだよ。

からすけ メタバースに注目している企業も多いんでしょ?

イチ子 マイクロソフトはチャットアプリ「チームズ」で今年、仮想空間で会議ができるようにするんだって。在宅のまま、アバターで会議に参加できるの。メタバースにある「土地」を買って、自由に建物を建てられるようにもなるそうよ。メタバースにある観光地をアバターで巡る「メタバースツアー」も始まっている。私たちがいま体験していることの多くが仮想空間に置き換わるのかも。

からすけ 急に盛り上がっているんだね。

イチ子 セカンドライフが登場したときは、それほどは広がらなかったみたい。それが急に注目されたのは、CGや仮想現実(VR)技術などのデジタル技術が発展して、仮想空間の魅力が高まったことが大きいの。メタバースではデジタルでつくったアートの売買もできるんだけど、ここにも最新の技術が使われているの。

からすけ デジタルだとコピーが簡単にできるけど、大丈夫なのかな。

イチ子 オリジナルの作品だと証明する方法があるの。「非代替性トークン」(NFT、キーワード)といって、ブロックチェーン(分散型台帳)の仕組みを使って、作品に関する情報を改ざんやコピーができないように記録して、唯一無二だと証明するの。