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木造のマンション完成 「脱アパート」で賃料アップへ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC232760T21C21A2000000

 

2021年11月以降に開いた見学会には、不動産会社や金融機関などから2000人超の申し込みがあったという。

 

モクシオン稲城は、三井ホームが設計・施工を手掛けた5階建ての賃貸マンション。

1階には鉄筋コンクリート(RC)造、2~5階には木造を採用した。

同社は、「MOCXION」と呼ぶ木造マンションのブランドを立ち上げ、モクシオン稲城を初弾に位置付けている。

RC造と比べて軽い木造は、床の遮音性能が弱点になりやすい。

モクシオン稲城では、防振ゴムを備えた制振パッドを床下に採用。歩行などの衝撃力を吸収する。

「木造といえばアパート」のイメージ払拭

三井ホームによると、これまで木造の集合住宅は入居者募集サイトで「マンション」として登録できなかった。

「木造といえばアパートであり、賃料が安い」というイメージが払拭できず、集合住宅を計画する事業者にとっては木造よりもRC造などを選択するほうが有利になっていたという。

実は、登録の仕組みが21年12月6日から変わった。

三井ホームを含む複数の大手住宅会社が業界団体のプレハブ建築協会を通じて、SUUMO(スーモ)などの入居者募集サイト運営者や首都圏不動産公正取引協議会と協議し、木造・3階建て以上の共同住宅をマンションとして登録できるようにしたのだ。